「簿記で勘定科目を覚える際にはP/L 、B/Sを意識する」


勘定科目を覚える際には、その科目が損益計算書(P/L) 、貸借対照表(B/S)の5要素のどれになるのかも一緒に覚えることが大事です。

5要素とは、「資産」「負債」「純資産」「費用」「収益」の5つです。仕訳をする段階になると、仕訳する科目がこの5つの要素のどれなのかを考えて、貸方・借方のどちらに書けばよいのか判断することになります。最初から勘定科目と一緒に覚えておくことで、実際に仕訳をする際に楽をすることができます。

覚える時は単語を簡単なイメージに変換するとうまく行きます。「資産…自分の持ち物」「費用…お金が出ていく場合」、といった具合に自分の分かりやすい簡単な言葉に変換します。なるべく短い言葉でイメージをすると、実際の試験で考える際にもパッと変換できます。

「簿記 試験日当日の持ち物リスト」

試験当日の持ち物です。

・受験票…万が一忘れたとしても当日会場で再発行できます。しかし、余計な気を使わないためにもしっかりと持っていきましょう。
・身分証明書…試験開始前に本人確認があります。
・電卓…必須です。
・筆記用具…試験日だからといって気合いを入れずに、使い慣れたものを持っていきましょう。とくに、シャープペンシルの替え芯や消しゴムは忘れがちです。落とした際に試験官に気付いてもらえない可能性もありますので、複数用意しておくと安心です。
・腕時計
・参考書…直前の復習のために持っていきます。読む時間がなくても持っているだけで安心感があります。
・スリッパ、室内履き…試験会場は学校や公共施設であることが多いです。土足厳禁な会場では室内履きが必要となります。
・暖かい格好…寒くて集中できない、とならないように対策をしましょう。

「簿記において借方と貸方は覚える必要はない」


簿記では左側に借方・右側に貸方として、それぞれの勘定科目と金額を記入します。

この「借方・貸方」の言葉を覚える必要はまったくありません。単なる記号なので「左側と右側」と思っておけば大丈夫です。

たとえば、「収益はお金が入ってくるから、増えたら貸方で減ったら借方で…」、「でも増えているのに貸し?」と、考えていると良く分からなくなります。そこで、「収益は増えたら右側」とだけ覚えておけばいいのです。余計なことに悩まずにすみます。

また勘定科目それぞれに貸方・借方を全部覚える必要もありません。例として「現金」の増減を覚えておけば、それに対応する科目は反対側に書けば大丈夫です。「当座預金」や「小切手」などは覚えなくても対応できるのです。

「簿記申し込みの方法は商工会議所に確認」

簿記の申し込み方法は最寄りの商工会議所によって異なります。たいていはホームページに情報が載っているので確認をします。申し込み期間は、試験日の2ヵ月~1か月前ごろなので忘れずにチェックしましょう。代表的な申し込み方法は以下です。

1.商工会議所で申し込み用紙をもらい、提出する
申し込み期間に商工会議所に出向いて用紙をもらいます。必要事項を記入したらもう一度商工会議所に行き、用紙とともに受験料を提出します。申込用紙は、地域の書店などにも置いてあることがあります。

2.インターネットで申し込みをする
商工会議所のホームページにインターネット申し込みのリンクがある場合があります。この場合の受験料はクレジットカード払いとなることが多いです。

3.その他の方法
その他、コンビニの端末で申し込みをしてレジで受験料を支払う方法や、郵便局で郵便振替用紙に必要事項を記入して申し込みを行う方法など、各商工会議所によって独自の方法をとっている場合があります。

「簿記 現金出納帳で大事な点は“次月繰越”」


現金出納帳とは「現金」に関して増減があった場合に記入する帳簿です。ポイントは名前の通りで「現金」ということです。たとえば「仕入れ」を例にしても、現金で支払った場合は記入をしますが、買掛金とした場合には記入をしません。

また記入の際に大事な点は「次月繰越」です。1か月分の現金に関する収入・支出を記入していくと、月末には現金の残高が残ります。これを“支出の欄”に次月繰越として記入します。繰越金を“支出”とする理由は、翌月への支出と考えるからです。

そして、翌月の最初の行には、同じ金額を“収入”として前月繰越を記入します。現金出納帳では収入と支出の列の金額が一致するようにしますが、これを忘れていると何回見直しをしても一致することはありません。