●年金の受取口座を変更するには?


年金の受け取り銀行を別の銀行に変えたいときは、「年金受給権者受取機関変更届」を最寄りの年金事務所もしくは、年金相談センターに提出することで変更が可能です。

変更後の銀行名、支店名、口座番号、マイナンバーカードなどに記載されているマイナンバー、年金証書に記載されている基礎年金番号と年金コードなどを記入し、預金口座の証明を変更後の銀行で押して貰う必要もあります。

日本年金機構のホームページでは、住所が変わらないのに、年金の受け取り先だけを変更することを控えるように注意喚起しています。

理由として、変更をむやみに行うと、年金支払日に希望する受け取り先で、年金が受けられなかったり、受け取りが遅くなったりすることがあるとのことですので、注意してください。

●年金の受給額はどうやって知るの?

老後の年金受給額がいくらになるかの計算はとても複雑です。

なぜならば、年金受給額は、各個人が支払った保険料の総額や年金への加入期間、加入していた年金の種類によって決定されますが、自分が今まで、どのくらい収入があって、どのくらいの保険料を支払っていたかは、正直、把握できないのが現状です。

ただ、今は毎年、ねんきん定期便が年1回、日本年金機構から送られてくるようになりましたので、そこで自身の将来受け取る年金額が把握できるようになりました。

そこには、年金加入期間や老齢年金の見込額が記載されていますので、必ず確認するようにしてください。
もし、加入期間に疑問がある場合は、迷わず、近くの年金事務所で相談するようにしましょう。

●年金の3号手続きって何?


被保険者に、被扶養者となる配偶者がいる場合や、結婚した配偶者を被扶養者とする場合、被保険者が事業主を経由して「被扶養者異動届 国民年金第3号被保険者該当関係届」を提出することで手続きが完了します。

ちなみに被扶養者に該当する条件としては、被保険者により生計を維持されていること、年間収入130万円未満(60歳以上又は障害者の場合は、年間収入 180万円未満)かつ同居の場合は収入が被保険者の半分未満であることとされています。

この被扶養者の収入には、雇用保険の失業等給付、公的年金、健康保険の傷病手当金や出産手当金も含まれますので、注意するようにしてください。

この手続きを行うことで配偶者の保険料負担が免除されます。

●軍人恩給は年金のようなものです

恩給は、旧軍人が公務のために死亡した場合、公務による傷病のために退職した場合、相当年数勤務して退職した場合において、国家に身体・生命を捧げて尽くすべき関係にあった人やその遺族の生活を補償するために国家が運営している年金制度です。

年金型の旧軍人普通恩給は、 在職年数が下士官以下の場合は12年以上、准士官以上の場合は13年以上で受給権が発生します。

それ以外の恩給として、一時恩給は引き続く実在職年が3年以上で、一時金は引き続かない実在職年の合計が3年以上で、それぞれ受給権が発生します。

ちなみに年金型の恩給の支給は年4回です。
4月、7月、10月、12月に、原則後払いで、前3ヶ月分が支給されることになります。

●年金はどれくらいの種類があるの?


公的年金には国民年金と厚生年金があり、20歳以上の国民は、原則どちらかに加入する義務があります。

保険料を支払い、一定の要件を満たしていれば、万が一の事態が起こったときに老齢年金、障害年金、遺族年金という年金を受け取ることができます。

老齢年金は高齢になったときの生活を保障するため、障害年金は病気やケガで障害状態となったときの補償のため、遺族年金は残された遺族の生活保障としての役割を持っています。

ちなみに老齢年金は、二階建てになっていて、一階の基礎年金部分は、国民年金加入者が受け取れる年金です。

二階の厚生年金部分は、国民年金の上乗せ部分になりますので、厚生年金に加入することで自動的に国民年金にも加入していることになり、年金額も基礎年金に上乗せした額を受け取ることができます。